1. 1) 例えば、G,CUHEN(1971) THE CONCISE TOWNSCAPE, ARCHITECTURAL PRESS(北原理雄訳「都市の景観」、鹿島出版会1975)P245:『都市を分節し,アイデンティティを得るこのできるいくつかの部分に分割すると、そこには「ここ」が生み出されると同時に[あそこ]の認識が生じる。都市に繰り広げられるドラマの多くは、この2つの空間概念を操作することによって作り上げられる。』
2. 2) 例えば、C. N,SCHUIZ(1971) EXISTENCE, SPACE AND ARCHITECTURE, STUDIO VISTA LIMITED(加藤邦男訳「実存・空間・建築」、鹿島出版会1973)P171:『新しい巨大な尺度が、いまや街路景観を特徴づけようとしている。(そのような〉街路ではわれわれ自身,ほとんど己れの同一性を確かめることはできないし,また変化や自然発生的な細部の欠如は、人の意気を消沈させてしまう。過去の町では、斜めの角度や曲線が[閉じられたパースペクティブ]をつくりだし、町の眺めをいきいきとさせていた。』
3. 3) 例えば、土本学会編(1985)街路の景観設計P56;『極端に長い直線の街路では,景観的な単調さが問題となる。そのためアイストップとなる構築物の設置、屈折部あるいは曲線部の導入などによって、街路空間の分節化を適度に行うことが大切である。』
4. 4) 船越徹他(1988)「参道空間の分節と空間構成要素の分析(分節点分析・物理量分析)」日奉建築学会計画系論文集
5. 5) 樋口忠彦(1977)「シークエンス景観、土木工学大系13景観論」、PP,127-176,彰国社