1. 1) 大橋らは体育原理論の意義の一つに,体育諸科学において体系化への 「統合原理」 を提供すべきことを挙げている.大橋道雄編著(2011)『体育哲学原論』.不昧堂出版,東京,pp.65-69.
2. 2) 近年のものでは,友添秀則(2009)『体育の人間形成論』.大修館書店,東京,などがある.
3. 3) 高田は,「体育の本質究明」 と 「体育学の基礎づけ」 を主な対象とする研究領域を「体育哲学」と呼び,戦前にすでに 「体育哲学」 に関する研究が行われていることを指摘しているが,それを 「萌芽」 と位置づけている.高田哲史(2007)日本における体育哲学の学的形成に関する研究.広島大学大学院教育学研究科紀要第一部56:59-66.引用はp.60.
4. 4) 代表的な論者として高島平三郎(高島平三郎(2009)『高島平三郎著作集第3巻 体育原理』.学術出版会,東京)が挙げられる.同上高田(2007)をも参照.
5. 5) 大橋編著(2011)pp.35-37.