1. (1) 拙稿「『選択集』における善導弥陀化身説の意義~選択と偏依~」(『仏教文化研究』四二・四三合併).
2. (2) 拙稿「法然上人における勝劣義の成立過程~『逆修説法』から廬山寺蔵『選択集』へ~」(『仏教文化学会紀要』八), 同「法然上人「三部経釈」に説かれる「選択」をめぐって」(『三康文化研究所年報』三一), 同「法然上人における難易義成立の意義~機辺から仏辺へ~」(『阿川文正先生古稀記念論文集・法然浄土教の思想と伝歴』所収) など.
3. (3)「廬山寺本」を検討するにあたり, 筆者も末席を汚させていただいた大正大学浄土宗宗典研究会 (宇高良哲博士代表) 編輯『『選択集』諸本の研究〈資料編〉』中, 「第一巻・廬山寺本」における「影印版」と宇高良哲博士による「翻刻版」を参照している. 本稿では, 「第一巻・廬山寺本」の該当頁数を「宇高翻刻」として指示し, 必要に応じて『昭法全』の頁数を付している.
4. (4)「宇高翻刻」五頁.
5. (5)『浄全』六・五九二・b, 及び, 『浄全』六・六〇五・b.