1. 1) 西村明儒, 井尻巌, 上野易弘, 小川裕美, 龍野嘉紹, 種子島章男, 羽竹勝彦, 菱田繁, 福永龍繁, 藤原敏, 溝井泰彦, 山本健二: 被災死亡者の死体検案結果, 外科治療, Vol. 73, No. 5, pp. 551-558, 永井書店, 1995.
2. 2) 木学会関西支部の「大震災に学ぶ」第II巻第7編p43 (1998) は,「神戸市での死亡例3,621体の検視結果では, 犠牲者の96.3%は震災発生後の15分間以内に死亡しており, 病院での死亡は3%に過ぎないとされている. このことは, 今回の人命救助では, 助け出せるものはほとんどすべてを救出できた可能性を示唆している.」と述べ, その功を被災者自身の救助活動に帰しているように見える.
3. 3) 吉井博明: 都市防災, p. 31, 講談社現代新書1332, 1996.
4. 4) 中央防災会議, 国土庁防災局: 防災基本計画 (平成7年7月), 1995.
5. 5) 日本救急医学会災害医療検討委員会: 救急医療の試練阪神淡路大震災, メディカ出版, 1995.