なわばり学の観点からみた店舗周辺の植栽空間設置における維持管理意識に関する研究

Author:

SANBUICHI Jun1,KUMANO Minoru1

Affiliation:

1. 宮崎大学大学院農学工学総合研究科

Publisher

Japanese Institute of Landscape Architecture

Subject

Computer Science Applications,History,Education

Reference44 articles.

1. 1) 引用文献5)を基に,引用文献6)〜9)では人間のなわばり形成を追求し整理したものが作成された。さらにその追跡調査をし,なわばり形成の経年変化の把握と,近年のなわばり行動・意識と共にその要因を明らかにしている 引用文献10)〜15)。   それら論文において,近年の入居・居住者では,路地における近所づきあいが少ないうえに,その必要性も感じていないことが確認できている。そして地域では,居住者の高齢化に伴い外出機会の低下することで,地域の共用空間の利用を低減させ,交流の機会が少なくなっている傾向を示す。また子供数と世帯人員数の減少,専業主婦の割合の低下も,地域空間に対する意識と共に自然監視という行為が少なくなり,防犯・監視等を低下させている。表出を設ける外部空間が無く,また窓無し・開き戸の居住形態の増加等の他,多数の建築計画要因以外にも,賃貸住宅や表札を掲げない匿名性の高い住居の増加,空き部屋(住居)・空き地も夜間照明・あかりが少なくなることにより,安心感を低下させている。これらは閉鎖的な意識に繋がっており,地域・生活環境に寄与する開放性が高まる意識とは対照的なものである。そのため,従来に比べて地域・生活環境が向上しているとは言いがたい。

2. 2) 総務省統計局(2022):人口推計,総務省ホームページ <https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1191.html> でも示されているように,日本の人口は2008年をピークに(2年間はほぼ同程度),2011年以降は一貫して減少し続けている。

3. 3) 国土交通省 土地・建設産業局企画課(2017):空き地等の新たな活用-空き地等の利活用に関する先進的取組-:国土交通省ホームページ <https://www.mlit.go.jp/common/001220515.pdf>

4. 4) 国土交通省 不動産・建設経済局土地政策課(2021):空き地等の新たな活用-空き地等の利活用に関する先進的取組-:国土交通省ホームページ <https://www.mlit.go.jp/common/001295696.pdf>

5. 5) 引用文献3),4)において,空き地等に関する自治体に対するアンケート(平成29年2月,国土交通省)によれば,自治体の約62%が,今後10年間で現在よりその面積が「増加する」と回答している。またその結果から,地域内に空き地が多くなることにより,地域のイメージや活力の低下など,地域・地区全体への影響も懸念されている。

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