1. 1) 出口毅:『分析的処理方略と全体的処理方略の情報処理特性―方略選択の頑健性を中心に』,1996,風間書房
2. 2) 前掲1)
3. 3) 松原道男:「ニューラルネットワークモデルによる自然認識の分析と評価」,『コネクショニストモデルと心理学―脳のシミュレーションによる心の理解』,pp.68-80,2001,北大路書房.
4. 4) 記号処理モデルは、意識レベルにおける認知の機能を説明するのに優れた認知モデルである。心的表象は、構成要素(単語)を構成規則(文法)に従って組み合わせることでできる構文論的構造(文脈独立的な構成要素を一定の構成規則によって組み合わせた構造)で捉えると考える。上記は、以下を参考にした。 ・信原幸弘:「認知哲学のおもな流れ」.『シリーズ心の哲学Ⅱロボット篇』,pp.1-26,2004,勁草書房 ・信原幸弘:『考える脳・考えない脳―心と知識の哲学;,2000,講談社 ・楠見孝:「認知発達の記号処理モデルとコネクショニストモデル」,『コネクショニストモデルと心理学―脳のシミュレーションによる心の理解』, pp.12-25,2001北大路書房
5. 5) コネクショニストモデルは、技能の獲得・潜在記憶など言語化が難しい認知を説明するのに優れた認知モデルである。心的表象は、人間の脳のニューロンを模した仮想的なユニット群の興奮パターンで表現される。上記は、前掲4) の同書を参考にした。